「パシュートNV-X」は、先進の技術の「クロスサーフェス設計R」網膜像評価設計を採用し、レンズの両面を制御することでユレ・ユガミをさらに低減させ、より自然な視界を実現しました。
セイコーらしいバランスのとれた設計で、快適な視界をもっと身近に感じられるレンズです。
近用倍率の改善・近用アスペクト比の改善
近視系レンズで近方視したとき全体的に小さく、また潰れたように見えてしまうところを、実物に近い見え方に補正します。
遠視系レンズで近方視したとき
全体的に大きく、また伸びたように見えてしまうところを、実物に近い見え方に補正します。
内面累進・内面非球面設計
累進面をレンズの内面に配することで見え方の歪みを軽減します。
網膜像評価設計とは
実際にメガネを装用した状態(前傾角・角膜頂点間距離・近用作業距離)を考慮しコンピューターでシミュレーションし、網膜上に写る像を最適ににする設計。
*処方度数と仕上がりの実測値は異なります。
クロスサーフェス設計R(両面制御設計)
より裸眼に近い自然な見え方になる様にレンズを通して見たときの、もののユガミや大きさを補正しユレ・ユガミの少ない、広々とした視界を実現します。レンズ外面の近用カーブをコントロールすることで、実際の「大きさ」と「形」それぞれのズレを減らし、見え心地が向上します。外面の縦方向のカーブに対して、横方向カーブを深くし、ユレ・ユガミを低減させ周辺部では、徐々にカーブを
緩めレンズ厚の増加を抑制します。
アドバンストアスフェリック設計
色々な方向に視線を向けた時の眼球の姿勢を決定する「リスティングの法則」を考慮し、360°全方向において収差補正を行うこと、従来のレンズに比べ乱視の方の視野の狭まりを大幅に改善します。
3Dリアルタイムシミュレーションは、コンピューターグラフィックス技術を用いた全く新しい眼鏡レンズ装用シミュレーションです。実際の装用に近い立体的な映像をリアルタイムで評価し、レンズ設計にフィードバックしていくことで、性能バランスを最適化し自然な視界を実現しました。